2015年の医療費、昨年末の怒涛の検査、検査、検査のおかげ?で
10万円越え
会社勤めのかたにはあまりなじみがないかもしれませんが、
1年の『1世帯』の総合医療費が10万円を超え、さらに結構な額になった場合、その旨確定申告すると。
なんと、所得から10万円を超えた金額を引いた分が引かれ、所得税が還付されることがあります。
(手取り所得が150万円程度のかたの場合、医療費が10万円越えしていなくても所得から引かれる場合もあります。)
簡単に言い換えますと所得税って前年の総所得(収入)に対してかかるので、医療費分差し引
かれるとその分収入が減った扱いになります。つまり、
収入が減るのですからそれにかかる所得税も減るわけです。
ですから既に支払った所得税が戻ってくる(還付)されるのです。
いままで確定申告だの、医療費控除って考えたことなかったのですが(あ、一度だけ家族が入院した時にやりましたがめんどくさかった記憶が)、家族全員、医療費のレシートを集めました。
医療費としては病院にかかった代金、処方箋薬だけではありません。
マツキヨなどのドラッグストア、他薬屋さんで購入した風邪薬、バンドエイド、消毒薬なども医療費控除の対象。
足を悪くして病院までの往復にタクシーを使った場合、それも医療費として認められます。
計算すると、結構な額になりました。
そこで今後の勉強のためにも自分で『
確定申告』やってみることにしました。
まず、流れとして。
1.レシート、領収書を集める。
2.それをリストにして合計額を出す。(エクセルで作成)
3.国税庁公式サイトにある、
確定申告書等作成作成コーナーのページのお導きのまま数字を入力。
あっという間に申告書作成完了。
4.領収書は提出しなくてはいけないので、領収書をコピーしておく。
(私はプリンタの機能を使ってPDFでデータ化しました)
驚いたのは国税庁公式サイトの書類作成画面がかなり工夫されていてわかりやすいこと。
以前はめんどくさすぎて資料だけ持って行って税務署で並んでやったことがあります。
今はプリンタにつなぐことができれば、源泉徴収票の数字を打ち込んで、医療費控除額を打ち込めば、完了です。
確定申告の締め切りは3月15日ですが、大体その前の日曜日に税務署が受付のためにオープンしているのですね。平日いけないので頑張って昨日作成、本日プリントアウトして申告してきました。
4万円ほどの額が還付されそうで、助かります。
さて、ここで間違えてはいけないのが、『申告すれば必ずお金が返ってくる』わけではないということ。
あくまでもすでに納めた税金に対し、
『納め過ぎた』と認められた額が『還付』されるのです。
ですので、もともと低所得などの理由で納税がほどんどない場合、一生懸命医療費控除を申告しても意味がないのでここだけはご注意を。
何度も言いますが、病院ってお金がかかります。
すこしでも『戻ってくる』なら絶対にやる価値があります。
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